「三単現って何のこと?」
「授業でさらっと出てきたけど、よくわからないまま進んでしまった。」
そういう人は多いです。漢字3文字が並ぶだけで難しそうに見えますが、意味を分解すれば、シンプルなルールです。
この記事では「三単現」という言葉の意味から、なぜ動詞にsがつくのかまで、基礎からわかりやすく解説します。
「三単現」という言葉を分解する
中学校の英語では、文部科学省の学習指導要領でも
「基本的な文構造の理解」が重視されています。
参考:文部科学省 学習指導要領
三単現とは、次の3つの条件がすべて重なったときのことを指します。
ひとつずつ確認しましょう。
① 三人称とは?
英語には「人称」という概念があります。
- 一人称:話している本人(I / we)
- 二人称:話している相手(you)
- 三人称:それ以外の人・もの(he / she / it / Tom / the dog など)
自分でも相手でもない、第三者のことを「三人称」と言います。
he・she・it だけでなく、固有名詞(人名・地名など)もすべて三人称です。
② 単数とは?
単数とは「1人・1つ」のことです。複数(2人以上、2つ以上)と対になる言葉です。
- 単数:he / she / it / Tom / a cat
- 複数:they / Tom and Mike / cats
③ 現在形とは?
現在形とは、「今の状態・習慣的な行動」を表すときの動詞の形です。過去形(〜した)や未来形(〜するだろう)と区別されます。
3つがそろうと動詞に s がつく
三人称・単数・現在形の3条件がすべてそろったとき、一般動詞の末尾に s(またはes) をつけるのが英語のルールです。
主語が「三単現」のとき → 動詞の末尾に s をつける
主語が単数か複数かで動詞の形が変わります。これが三単現のsの正体です。
なぜ he や she のときだけ s がつくのか
「I や you のときはなぜ s がつかないの?」と疑問に思う人も多いです。
英語の文法では、三人称単数だけが特別扱いされています。歴史的な理由があるのですが、現代英語では「ルールとして覚える」で十分です。
s がつく主語の例:he / she / it / Tom / my teacher / the dog / your mother
s がつかない主語の例:I / you / we / they / Tom and Jane
まとめると:「自分(I)でも相手(you)でも複数(they)でもない、1人または1つのもの」が主語のとき、動詞に s がつきます。
よくある疑問
be動詞にも三単現のルールはある?
be動詞(am / is / are)の場合は少し異なります。
- I → am
- He / She / It → is
- You / We / They → are
be動詞は主語によって am・is・are の3種類に変化します。三単現のsとは別の話ですが、三人称単数のときに「is」を使うという点で共通しています。
疑問文・否定文ではどうなる?
三単現の主語で疑問文を作るときは Does、否定文では doesn't を使います。このとき動詞の s はなくなります。
ここまで学んだ内容を、実際に「書いて」確認してみましょう。
ここまで理解できても、実際に「書けるか」は別問題です。
選択式ではなく、スペルで解くことで英語は定着します。
まとめ
三単現は「三人称・単数・現在形」の略です。この3条件がそろった主語が文の先頭にくるとき、一般動詞の末尾にsをつけるというルールです。
この記事のまとめ
- 三単現 = 三人称・単数・現在形の3条件がそろうとき
- 三人称 = 自分(I)でも相手(you)でもない人・もの
- 単数 = 1人・1つ(複数のtheyなどはsなし)
- 3条件がそろったとき、一般動詞に s(またはes)をつける
- 疑問文・否定文では Does / doesn't を使い、動詞のsは消える
理解したら、実際に使えるか確認しよう
「三単現はわかった。でも問題になると迷ってしまう…」
そう感じた方は、一度アウトプットで確認してみてください。
SpellKing Jr. では、三単現のような間違えやすい文法も、入力形式で練習することで確実に身につきます。