「昨日〜した」「先週〜だった」——こういった過去のことを英語で言おうとすると、動詞の形をどう変えればいいか迷いませんか。
英語の過去形は、現在形から少し変えるだけで作れます。

ルールはシンプルです。
まず結論から確認しましょう。

過去形とは?まず結論から

中学校の英語では、文部科学省の学習指導要領でも 「基本的な文構造の理解」が重視されています。
参考:文部科学省 学習指導要領

過去形は「〜した」「〜だった」という、過去の出来事や状態を表す動詞の形です。

過去形の作り方
動詞に ed をつける(規則動詞)
または 形が変わる(不規則動詞)

動詞には2種類あります。
ルール通りに ed をつければいい「規則動詞」と、形が変わる「不規則動詞」です。
それぞれ確認しましょう。

規則動詞の過去形:ed をつける

多くの動詞は、末尾に ed をつけるだけで過去形になります。

原形過去形意味
playplayed遊ぶ・する → 遊んだ
watchwatched見る → 見た
talktalked話す → 話した
visitvisited訪れる → 訪れた
listenlistened聴く → 聴いた

ed をつける変化には、いくつかパターンがあります。

e で終わる動詞:d だけつける

原形過去形理由
likelikede で終わるので d だけ
useusede で終わるので d だけ
livelivede で終わるので d だけ

子音字 + y で終わる動詞:y を i に変えて ed

原形過去形変化のルール
studystudiedy → ied
trytriedy → ied
carrycarriedy → ied

短い動詞で末尾が「短母音 + 子音字」:子音字を重ねて ed

原形過去形変化のルール
stopstoppedp を重ねて ed
dropdroppedp を重ねて ed
planplannedn を重ねて ed

不規則動詞の過去形:形が変わる

一部の動詞は、ed をつけるのではなく形そのものが変わります。
これを「不規則動詞」と呼びます。

よく使う不規則動詞を確認しましょう。

原形過去形意味
gowent行く → 行った
comecame来る → 来た
havehad持つ → 持った
eatate食べる → 食べた
seesaw見る → 見た
getgot得る → 得た
makemade作る → 作った
taketook取る → 取った
buybought買う → 買った
readread読む → 読んだ(発音が変わる)

不規則動詞は「まるごと覚える」しかありません。
例文ごと声に出して練習すると、自然と身についてきます。

過去形の例文を確認しよう

現在形と過去形を比べると、違いがよくわかります。

現在形 I play soccer every day.
↓ 過去形に変える
過去形 I played soccer yesterday.
現在形 She goes to school by bike.
↓ 過去形に変える
過去形 She went to school by bike.

過去形では、主語が何であっても動詞の形は同じです。
現在形と違って、三単現の s を考える必要はありません。
I played も She played も同じ形になります。

よくある間違い

間違い
I goed to the park.
I went to the park. ← 正しい

go の過去形は went です。goed とはなりません。不規則動詞は個別に覚える必要があります。

間違い
She stoped the car.
She stopped the car. ← 正しい

stop は「短母音 + p」で終わるので、p を重ねて stopped になります。

間違い
He studyed English last night.
He studied English last night. ← 正しい

study は「子音字 + y」で終わるので、y を i に変えて studied になります。

ミニ問題にチャレンジ

( )に入る動詞の過去形を考えてから、答えを確認してください。

第1問
I (       ) TV last night.
私は昨夜テレビを見た。(watch を過去形に)
答え
watched
watch は規則動詞。ed をつけて watched。
第2問
She (       ) to Kyoto last summer.
彼女は去年の夏、京都へ行った。(go を過去形に)
答え
went
go は不規則動詞 → went。goed ではありません。
第3問
Ken (       ) hard for the test.
ケンはテストに向けて一生懸命勉強した。(study を過去形に)
答え
studied
study は y → ied で studied。
第4問
My mother (      ) a cake yesterday.
母は昨日ケーキを作った。(make を過去形に)
答え
made
make は不規則動詞 → made。

過去形を覚えるコツ

規則動詞は「ed をつけるだけ」なので、そこまで難しくありません。
細かいパターン(e で終わる、y→ied など)は、何度も書いたり声に出したりすれば自然と覚えられます。

一方、不規則動詞は規則がないので「例文ごと覚える」のが一番の近道です。
「I went to the park.」「She made dinner.」のように、文の形で繰り返し使うと記憶に残ります。

過去形で大事なポイントをひとつだけ:
過去形は主語によって動詞の形が変わりません。
I played も He played も She played も、全部同じです。三単現の s を気にしなくてよいのが過去形のシンプルなところです。

他の文法も合わせて確認しよう

過去形の前に、現在形の基礎がしっかりしているかを確認しておきましょう。
一般動詞と三単現のルールを押さえた上で過去形を学ぶと、理解がスムーズです。

先に読む
一般動詞って何?be動詞との違いを完全理解【中学英語】
合わせて読む
三単現のsとは?中学生でもわかるルールと覚え方
文法の全体像を確認する
中学英語の文法まとめ|be動詞・一般動詞・疑問文をやさしく解説

クイズで腕試しをしよう

過去形のルールを確認したら、実際に問題を解いて定着させましょう。

クイズで確認する
中1英語 文法クイズ20問|be動詞・一般動詞・三単現・can
あわせて読む
中学英語の文法をbe動詞から助動詞まで1記事で完全整理
あわせて読む
英語の成績を上げる最短勉強法

英単語を繰り返し練習して定着させよう

過去形も、英単語のスペルも、繰り返すことで身につきます。
英語学習アプリ SpellKing Jr. で、ゲーム感覚でスペル練習を続けましょう。

SpellKing Jr. を試してみる

ここまで学んだ内容を、実際に「書いて」確認してみましょう。

英語スペル学習アプリの問題・解説画面

ここまで理解できても、実際に「書けるか」は別問題です。
選択式ではなく、スペルで解くことで英語は定着します。

まとめ:過去形のポイント

この記事のまとめ

  • 過去形は「〜した」「〜だった」を表す動詞の形
  • 規則動詞:末尾に ed をつける(play → played)
  • e で終わる動詞は d だけつける(like → liked)
  • 子音字 + y で終わる動詞は y → ied(study → studied)
  • 短母音 + 子音字で終わる動詞は子音字を重ねて ed(stop → stopped)
  • 不規則動詞:形が変わる(go → went、have → had など)
  • 過去形は主語によって形が変わらない(三単現の s は不要)
  • 不規則動詞は例文ごと声に出して覚えるのが近道

過去形はルールと不規則動詞の両方を覚える必要がありますが、少しずつ積み重ねれば確実に使えるようになります。
まずはよく使う不規則動詞を10個覚えることから始めてみましょう。