最近、中学生の英語力が低下していると言われています。
「英語ができないのは国語力が低いから」という話を聞いたことがあるかもしれません。
うちの子も当てはまるかもしれない…と不安に感じていませんか?
国語の成績も英語の成績もどちらも心配、あるいは「国語は普通なのになぜか英語だけ苦手」という場合もあるでしょう。
この記事では、国語力と英語力の関係を整理し、本当の原因がどこにあるのかを保護者の視点でわかりやすく解説します。
結論:国語力は関係するが、それだけが原因ではない
努力しているのに伸びないのは、"見えていない"だけかもしれません。
国語力のせいにする前に、英語固有の「つまずきポイント」を確認することが先決です。
国語力(文章を読む・理解する力)は、英語の長文読解や英作文に確かに影響します。しかし中学英語の最初のつまずき——単語が書けない、文法が定着しない——は、国語力とはほとんど関係がありません。
国語力と英語力が「つながる場面」と「つながらない場面」
つながりが強い場面
- 英語の長文問題(内容理解・読解)
- 英作文(日本語で考えてから英語に変換するとき)
- 問題文の指示を正確に読む力
つながりが薄い場面
- 英単語のスペルを正確に書く力
- 文法ルール(三単現・be動詞・過去形など)の習得
- 短文の穴埋め・並び替え問題への対応
中学1年生の英語でつまずく場面のほとんどは「つながりが薄い場面」です。つまり、英語の基礎でつまずいている原因を国語力に求めるのは、的外れな場合が多いのです。
読めない子どもが増えている本当の理由
「最近の子どもは文章が読めなくなっている」と言われることがあります。これにはいくつかの背景があります。
よくある誤解
⚠️ 「国語の成績が悪いから、英語も伸びない」
国語の成績と英語の基礎力は、中学序盤では相関が弱いことが多いです。英語のつまずきポイントを個別に確認してみてください。
⚠️ 「本をたくさん読めば英語も伸びる」
読書習慣は大切ですが、英語の文法や単語の定着には、英語固有の練習が必要です。国語力を上げることで英語が自動的に上がるわけではありません。
保護者にできること
お子さんの英語力に不安を感じたとき、まず確認してほしいのは「英語のどの部分でつまずいているのか」です。
- 単語のスペルを書くと間違えることが多い → 英単語の定着練習が必要
- 文法問題の正答率が低い → 文法の基礎(be動詞・三単現など)を確認
- 長文問題が苦手 → 語彙量・読解力が課題(国語力とも関連)
それぞれで対策は異なります。「英語が苦手」をざっくりと捉えずに、つまずいているポイントが見えていない状態を解消することが最初のステップです。
お子さんの学習状況を、客観的に把握することが第一歩です。
お子さんがどこでつまずいているか、アプリで見える化できます。
まずは無料で試してみてください。
まとめ
英語ができないことを国語力だけで説明しようとすると、英語固有のつまずきを見逃す可能性があります。中学英語の基礎でつまずいているなら、まず英語の弱点を特定することが先決です。つまずきの場所が見えれば、対策は必ず立てられます。
この記事のまとめ
- 国語力と英語力はつながる部分もあるが、中学序盤の基礎では関係が薄い
- 単語・文法のつまずきは、国語力ではなく英語固有の問題
- 「読めない子が増えている」のは習慣の問題であり、才能の問題ではない
- まず英語のどの部分が弱いかを特定することが大切
- 弱点が見えれば、対策は明確になる
お子さんがどこでつまずいているか、把握できていますか?
SpellKing Jr. では、学習レポートによって「苦手な単元」や「正答率」が可視化されるため、お子さんの弱点を把握することができます。
国語力の問題か、英語固有の問題かを切り分ける第一歩として活用できます。